当院では、より安全・安心なお産のためにセントラル集中監視システムを導入しています。
このシステムにより分娩監視装置の測定データを複数の場所(ナースステーション、各診察室、当直室、スマートフォン)で複数のスタッフによる監視が常に可能となり、異常の早期発見に努めています。
◎院内のセキュリティについて
☆皆様に快適な入院生活をご提供できるよう、以下の事に努めています。
・夜間病院玄関は施錠しており、入院や来院の際の開鍵時はモニター画面での確認
を徹底しています。
又、玄関には防犯アラームの設備も備わっています。
・新生児室では、防犯カメラにて監視・記録をおこなっています。プラーバシーの面に
おいて、カメラの設置は新生児室内であり、授乳室には設置していませんのでご安
心ください。
・盗難防止には各自、以下の事にご注意をお願いいたします。
●入院中は病室に貴重品や大金をお持ち込みになられないようお願いいたします。
●病室を出られます時には、必ず鍵をおかけください。
●不審な方を見かけられた時には、院内スタッフにご連絡ください。
◎新生児仮死と新生児心肺蘇生法に対する取り組み
産まれた赤ちゃんの中には、胎外生活に適応し呼吸循環動態にうまく移行しないことがあ
り、これは全出産の約10%に見られるといいます。また、全出生児の1%が救命のために
本格的な蘇生手段を必要とすると言われています。それらに充分対応できるよう、当院で
は平成23年4月よリレサシフロー(より安全に新生児の呼吸管理が可能とされる機器)
を取り入れました。また、新生児心肺蘇生法(NCPR)においての講習へ積極的に参加し、
新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)認定者が15名となりました。その15名のもとに院内で定
期的に講習会を開催し、すべての医療従事者が蘇生法の習熟に努めています。
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◎インファントウォーマi
新生児低体温症の体温管理、新生児室での観察・検査、分娩直後の体温低下の防止など
に使用する輻射熱保温の新生児・未熟児用開方式保育器です。
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◎新生児保育器
低出生体重児や早産時などのケースにより対応できる新生児保育器で、
温度、湿度、酸素濃度が赤ちゃんにとって最適にコントロールできる収容器です。
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◎新生児聴覚検査
当院では新生児聴覚検査を行つています。
1000人に1〜2人の赤ちやんが聴覚障害を持つて生まれてくると言われています。
聴覚障害を放置しておくと、言語発達や知能発達を遅らせる要因となります。
ただし聴覚障害児に早期に治療を開始すれば著しい効果があることが確認されています。
そのため早期に聴覚障害を発見し、言語発達の援助を行うことが重要です。
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(新生児聴覚スクリーニングの特徴)
1. |
数分で検査できます(最短90秒程で検査可能) |
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赤ちゃんに負担はかかりません(耳に小さい刺激を与え、その反応の有無を調べます) |
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入院4日目に検査します(赤ちゃんが寝ている時に検査します) |
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◎SIDS(乳幼児突然死症候群)
元気に育っていた赤ちゃんがある日睡眠中に呼吸が止まって突然死亡する病気です。
当院ではSIDS防止にビービーアラームを使用しています。
日本では、1年間に214人の乳幼児がSIDSで死亡する(平成16年厚生省人口動態統計調査)など、5,000人の出生に対して1人の割合で発生し、新生児期を除く乳児の死亡原因の第2位となっています。 |
【院内施設】
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超音波検査室 1階
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内診室の超音波診断装置 1階
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個室
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手術室
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産婦人科待合ホール 1階
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産婦人科外来待合室 |
キッズルーム(産婦人科待合室) 1階
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小児科受付
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小児科ロビー 1階
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授乳室 2階
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新生児室 2階
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◎新生児室
赤ちゃんの安全を守るため、新生児室は二重ロックにし、監視カメラを設置しています。
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売店 1階 |
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